ヤマハのニアフィールドモニタースピーカー「NS-10M STUDIO」です。シリアル同番ペア。1991年以降の製造品。以下の整備を施しています。・ コンデンサの交換・ 配線の引換え・ バインディングポストの交換・ ウーファーコーンの漂白・ キャビネットの仕上げ変更内部のネットワーク用コンデンサを交換しています。(写真7枚目左下)ツイーター用は、PARC-Audio製PPフィルムコンデンサと電解コンデンサを併用したものに交換。ウーファー用には、ELNA製電解コンデンサを二個並列で使用。いずれもオーディオグレード品です。内部配線は、ツイーター用にBELDEN「STUDIO 708EX」、ウーファー用にSharkWireの「SNZ1.5」を採用(同右下)。OFCケーブルです。結線はラグ板を廃止し、圧着を基本とする直結配線としています。なるべくはんだを使わない設計です。バインディングポストをバナナプラグ対応品に換装しています。(写真2枚目右下)キャップがブラック塗装された真ちゅうロジウムメッキ製。プラグの根元までしっかり入る大型タイプです。ウーファーコーンは漂白し、黄ばみを極力取り除いています。シミが若干取りきれていませんが、概ね自然な白さです。キャビネットは、ワトコオイルによるオイル仕上げとしています。軽く油研ぎを行い、適度なツヤと吸いつくような手触りに。------外観は、研磨により微細な傷は消えていますが、角部の突板の欠けはそのままです。(写真8枚目上)また、一部に擦れによる黒色塗装の剥げ(同左下)なども残っています。底面部には、滑り止めのゴムシートが貼られています。(写真3枚目)ツイーターのグリルネットに塗装剥げと、触れるとわかる程度のわずかな変形があります。(写真8枚目右下、9枚目)------大ヒット民生機「テンモニ」のスタジオ用途向け仕様ということで、シリーズ中で今なお絶大な人気のスピーカー。音は"テンモニ完成形"ともいわれる「NS-10M PRO」相当。もちろん縦置きも可。この機にいかがでしょうか。------主な定格・ 寸法:W215xH381.5xD197.5mm・ 重量:6.3kg/1本・ 再生周波数帯域:60Hz~20kHz・ インピーダンス:8Ω
商品の情報
カテゴリー | 家電・スマホ・カメラ > オーディオ機器 > スピーカー |
ブランド | ヤマハ |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |